次のプレミアムフライデーは上司に連絡もせずに帰社してやる!と意気込んでいる活きのいい新入社員はあなたの周りにはいますか?w
2月から政府・経団連が謳っているプレミアムフライデーですが、その効果は上がっているのか?そしてそもそもプレミアムフライデーは失敗か成功か?
プレミアムフライデーは失敗?効果はあがっているの?
政府と経団連が「勝手に」謳っているだけ感の強いプレミアムフライデーなので、実際問題その恩恵を受けられている人はほぼいないと言ってもいいのではないでしょうか?
日本人の国民性からすると、まだまだ休暇や勤務形態などについては、はっきり言って「古い」と思います。
未だに週休二日制が浸透していない業界もあるくらいですし、フレックスタイム制についても理解や馴染みのない業界も多いでしょう。
そこにきてのプレミアムフライデーは、効果をあげるのはかなり難しいと思う・・・というのが私なりの一つの結論です。
プレミアムフライデーが無意味と思う3つの理由
1,国民性から考えても、これ以上仕事しない時間を多くするという概念が日本では浸透しにくい。
2,そもそも少し早く帰るくらい、ある程度自分の裁量で出来る人は元からやっているし、出来ない人は制度を謳っても立場や環境からやっぱり早く帰ることは出来ない。
3、収入が下がっている多くの人にとって、プライベートタイムが増えることは幸福度には直結しない。
この3つがプレミアムフライデーの効果がなく、そもそも策として失敗であり無意味な制度だと思う理由です。
もっと現実的で効果のあがる策を提唱して欲しいものです。
プレミアムフライデーはそもそも求められているのか?
本当にサラリーマンを中心とした社会人は、プレミアムフライデーのようなものを求めているのか?というところは議論されたのでしょうか?
ある意味、数年前に話題になっていたバラマキ政策と変わらない気すらします。平たく言うと・・・
「理由はよく判らんけど数千円〜数万円程度の現金がもらえる」
確かに、無条件でお金が手に入るのを嫌な人はいないでしょうけど、だからといって根本的な生活とか、将来の不安とかが解決するわけじゃない。だから、バラマキ政策はウケなかったと思うんです。
(みんな受け取りはしましたがw)
これってプレミアムフライデーもある意味同じことで、そんな数時間早く帰れても何も変わらないわ・・・ってのが本音かと。
そこじゃないんだよな〜という感じしかしない気がします。
もっと国民よりというか、いわゆる普通の人が政治家になっていかないと、このあたりの感覚は変わらないんでしょうね。。